プロジェクトマネージャーに向いてる人の特徴
以下のような特徴を備えている人は、プロジェクトマネージャーに向いてるでしょう。
・状況を客観視できる人
プロジェクトを進めるうえでは、さまざまな立場の人とのやり取りが発生します。その際に、プロジェクトマネージャーは、クライアントであれメンバーであれ、相手が何を求めているのか、何に困っているのか、伝えたい真意は何か、ということを瞬時に汲み取る必要があります。自分の主観ではなく、相手の立場になって考え、物事を客観的にとらえることができる人は、プロジェクトマネージャーとしての素養が高いといえるでしょう。
・物事を具体化できる人
場合によっては、クライアントのニーズは抽象的です。プロジェクトの目的や最終的なゴールが曖昧なまま業務が開始され、メンバーが迷子になってしまう現場もあります。そんな時、クライアントの要求やアウトプットイメージを具体化し、段取りを整理できる人は、プロジェクトマネージャーとしての役割を十分に発揮できるでしょう。
・責任感が強い人
プロジェクトマネージャーは、そのプロジェクトを完遂させる責任者という立場にあります。どんな問題が起こったとしても、最後までやり切るという強い意志を持てるかどうかが鍵となります。責任感とそれに伴う行動力がある人は、活躍が大いに期待できます。
・コミュニケーションが好きな人
プロジェクトマネージャーは社内外でさまざまな関係者とやり取りしなければなりません。時にはプレゼンテーションをしたり、時には議論の進行をしたり。そして時には1対1の対話を通して意思疎通を深めていくことになります。人との会話や人前で話すことに心理的ハードルが低く、コミュニケーションが全般的に得意という人には、プロジェクトマネージャーは向いてる職業でしょう。
・鈍感力がある人
プロジェクトマネージャーは、クライアントとメンバーの間に入り、様々な橋渡しや調整を行います。双方の要求や期待値をすり合わせるのに、板挟みになることはよくあります。そのようなストレスのかかる状況で、物事を俯瞰的にとらえ、相手におおらかな態度で接し、周囲を巻き込みながら統率していく力が必要です。そのため、細かいことにこだわらないある種の「鈍感力」があると、プロジェクトマネージャーとしてより活躍できるでしょう。